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戦災等により寺伝がないため、その創建は不明であるが、津市史には、「稀有の大刹」と記録されている。 寛文3年（1663年）現在地に移設されている。 |
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旧来の本堂、地蔵堂等堂宇は、昭和20年の戦災ですべて焼失したが、本尊は、疎開されていて焼失は免れている。 この本尊が、平安時代の作風を示しており、寺の草創は、平安前期の中頃と推定されている。 戦後、本堂を再建し現在に至っている。 |
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本堂前にある動物供養のための地蔵菩薩像。 「福満寺の願掛け蝋の木」という伝説に基づき主人公の犬に因み動物供養のために平成11年に建立された。 |
